ウェブマーケティング問対(不定期連載)

ウェブマーケティングを学ぶ方へ

2014年5月も終わりに近づいています。突然何の話だって?まぁ、あることをきっかけにウェブマーケティングを学ぶ人向けのコンテンツでも書こうと思ったのですが、そのきっかけについてまずは話してみようと思います。

世の中的には、4月に入った新人さんたちもそろそろ研修も終わり、早いところでは、業務につきはじめているのではないでしょうか。

今年の4月に東京のある広告会社に入社した、立命館大学の後輩のK君はデジタルのマーケティングについて非常に興味を持っていて、総合の広告代理店の中で、個人的にデジタルに強みを持とうと思っているようです。おそらく、私の影響も少しはあると思うのですが、彼には彼の思いがあるんだと思います。

さて、そんなK君はちょくちょく私に電話をしてきます。それで、私も少しく相手をするわけですが、彼はかなりの質問屋さん。そのやり取りをちょっと公開していくことで、ウェブマーケティングを学ぶ方にもちょうどいいコンテンツになるのではないかと思っています。

ある朝の電話

ある4月のはじめの方の月曜日の朝、いつもより1本だけ早い電車に乗れた私は、ファミリーマートでコーヒーを買い、社員のみなさんが掃除をしている横で、コーヒーを飲みながら、Google adwordsの管理画面を触っていました。ちょうどそこに電話が鳴ったわけです。

K君「お久しぶりです、Kですけれども」

藤堂「どーも、社会人になったんだから『ごぶさたしております』じゃね?」

K君「そうでした。まだ慣れないんですよねーいろいろ」

藤堂「まぁ、まだ4月入ってすぐだし、そんなもんかな。っていうかどしたの?っていうか仕事は?」

K君「一応始業は9時30分からなんですよ。それでなんですけど、、、」

彼の話をまとめるとこうだ。会社に早くから行って勉強しようと思ったんだけど、何から勉強していいかわからない、調べるのも面倒だから電話して聞こうと思った。

藤堂「あんまりきつく言いたくないけど、自分で勉強した方がいいと思うけど(…そもそもとりあえずで電話するなよ)」

K君「そうなんですけどー、ちょっとだけ教えてください」

藤堂「うーん、一応さ、仕事時間中だしさ、まずは自分で勉強してくださいよ。スマホあるでしょ?」

K君「そうですね…iPhoneあります」

藤堂「ごめんやけど忙しいし」

確かに会社に入るまで仲良かったので、彼も気軽に言ってきたのだとは思いましたが、そこはもう社会人、にべもなく断ったわけです。

ウェブマーケティングの巷の情報に対して

ですが、電話を切ってしばらくぼーっとさっきのK君の言葉を反芻しておりました。仲の良い後輩の頼みを断ったのでちょっとバツが悪かったんでしょう。

ふと真剣に考えると、ウェブマーケティングについての記事や本では、もっとウェブマーケティングに必要な本質的なセンスというかフレームワークを説明している本ってないなと思いました。また、彼にそんなことを教えて何の得があるのか、と思ってしまいましたが、教えたK君が実力を身に着け素晴らしいウェブマーケッターになるとすれば、それはそれで面白いな、とりあえずその暁には、「おれのおかげやで」って言ってやろうと。

それで、すぐにご機嫌で電話をかけなおしたのでした。

あらためて

藤堂「やーやー」

K君「あ、さっきはすいませんでした」

藤堂「いえいえ、それよりさ簡単に言いますと『気 が 変 わ っ た』。今後ちょくちょく電話してきたら教えたるわ」

K君「えええ?どういうことですか?」

藤堂「まぁまぁ。気が変わったということでいいじゃないの」

K君「はぁ、ありがとうございます」

こんなやり取りが行われた後、私はさっそく1日目の電話レッスンをはじめたのでありました。

(第1話につづく)

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